心が弱めな若手SE(仮)のあれこれ

平穏な人生の運用管理

社会人3年目のOLが就活鬱だった自分に伝えたいこと

お久しぶりです。すーです。

長期休みに入ったので毎日ブログ更新頑張ります。

ガッツリではなく、思ったことをツラツラスタイルで書いていく予定です。

 

といっても、読者の存在を少し忘れて

自分との対話みたいなブログになりそう

 

社会人3年目の私から、就活しんどかった時のあの頃の自分へ

 

今辛いよね。

あなたの気持ち、よく理解できるよ。

みんなが当たり前にこなせることがなぜか自分にはできない。

自分をアピールすることに違和感を感じる。

好きでもない、よく知らない人に対して、自分を受け入れてもらうように説得するような感覚。

そもそも社会人になりたくない。

あの頃、大学を2年休学して就活の機会を先延ばしにしていた。

大学3年の頃から就活を始めている人もいたけど、少し遅れて4年の4月になって

説明会や面接を経験した。

同学年の子達と比べるともう2年もみんなより遅れてるのに、

さらに2個下の同期の就活生よりもスタートが遅れていた(気がした)。

やりたくないのに、焦燥感と強迫観念だけがモチベーションとなって始まった就職活動。

心の準備が出来ていない。

まだまだ社会人になりたくない。

選考が進めば進めほど、心だけが置いてけぼりになる。

気持ちと行動がチグハグになって自分がわからなくなっていた。

モラトリアムを謳歌したい。

そしてそのまま一切の責任を他人に託したまま一生を終えたい。

社会に出ることに対してネガティブなイメージしかなかった。

面倒な人間関係、社会人としてのマナーや暗黙のルール

パワハラモラハラ、残業ばかりのブラック企業

認めてもらえるように説得したり

その場を凌ぐためにペコペコしたり

苦手なことばかりしないといけないと思っていた。

社会という厳しい環境で、自分の無能さが、ますます露呈することが怖かった。

みんなが当たり前にこなしていたアルバイトも恋愛も私にはうまくいかなかった。

バイトは失敗したり怒られたりするのが嫌でバックれまくったし

恋愛は片思いする割には一度も成就しないどころか後味の悪い終わり方ばかり。

サークル活動もアルバイトの掛け持ちも恋愛もしている周りがキラキラして見えて羨ましかった。

自分がやるとどれも一苦労。

その原因が”自分の無能さ”や”女としての価値の無さ”にあることだと認めない代わりに、家庭環境のせいにしたり、上手くやってる人はみな周りに流されるだけの浅はかな人達なんだと思うようにした。

自分はそっち側の人達と同類になるまいと意固地になり、結果社会不適合者の道を自ら歩んだわけなのに

結局割り切れないで周りに流されて社会人デビューしようと就活するけど

上手くいくわけなく。。。

就活の時は毎日泣いていたよね。

せっかく最終選考まで行ったのに、社長との面接が怖くなって辞退したり、

内定後にインターンのスカウトをくれた企業もあったけど、その会社のネガティブな口コミばかり探してしまったり、

エントリーした企業の管理が出来ていなかったせいで、通過した選考の面接予約の納期を過ぎてしまったり、、

なにもない空白の時間は悪いことばかり勝手に浮かんできてしまうから

常にスマホから情報のシャワーを浴びることで、考え事をさせる余地を奪った

検索する内容は

「就活 鬱 甘え」

「NNT(無い内定)」

父親からこっそりもらったデパスを呑んで正気を保っていたよね。

本当に鬱だったか分からないから薬の効果が効いていたのか分からなかったけどプラシーボ効果的な意味では多少楽に慣れた気がした。

 

 

 

でも、あの頃から3年経った私はその頃想像していた姿よりも輝いているよ。

思ったよりも社会人って楽しいです。

残業も強制されないし、ほとんどリモートワークだし

先輩社員や上司はみんな優しくて冗談やちょっとした愚痴も言い合える仲。

 

経済的に自立して、家を出ることもできた。

一切やってこなかった掃除や洗濯もちゃんとできるようになったし、

バランスの取れた美味しいご飯も自分で作って、たまに友達を招いて一緒に食事したりゲームしたりもしてる。

仕事面でも、いくつか難しい資格にチャレンジして合格してるし、苦手だった発表やファシリテートもなんとなくできるようになってる。

要件定義から開発、リリースまでの経験も積んで、大きな成果ではないけれど目に見える結果も残せている。

今の私にはそれなりの社会人としての自信がある。

たとえ、失敗してもそれを成功の機会に変える方法を手に入れられた。

何よりも、「もっと挑戦したい」って気持ちになっていることが一番の成長。

あなたは信じられないと思うけど、周りの人はきっと私を「正直者でポジティブな人間」だと表現するでしょう。

「ひねくれ者なネガティブ人間」だと自負しているあなたも、社会に出るとそうなっちゃうんです。

 

だから、安心して、気が済むまで泣いてもがいてればいい。

自然と進むべき道がアジャストされてやってくるから。

ただ歩みだけは止めないで。

他人に迷惑かけまくってもいつか恩返しするぞって覚悟で頼りまくればいい。

周りに合わせたり、我慢したり、自分に嘘をつく必要もない。

大事なのは、目の前にいる人と同じ目的を一緒に達成すること。

 

「たくさん泣いた分、後になって楽できるはず」って自分に言い聞かせてたけど

それ間違っていなかったよ!!

自分のことが嫌いで仕方なかったかもしれないけど、

私はあなたに感謝しています。

今の自分の道を作ってくれたから。

そして今の自分、結構好きなんです。