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1ヶ月で応用情報技術者試験を合格しよう!【文系出身若手SEが、1発で応用情報に合格した方法】

★目次

 

前置き

おこがましいタイトルで大変申し訳ないのですが、ほぼまぐれで10月の応用情報技術者試験に合格してしまいました。

その証拠にこの点数です。

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前日に過去問道場でランダムに問題を解いた時は、正答率が50%台。

午後問題の模擬対策は、一年分解ききれていない状況で本番に臨みました。


もともと、受験するつもりはありませんでしたが、会社が受験費用を負担してくれるということで、締め切り前日に滑り込みで受験を予約。

背中を押してくれた同期くんに感謝です。


正直に言いますと、これからお伝えする方法は、「確実に合格したい」人には向きません。

ただ、伝えたいのは「残り1ヶ月でも諦めるには早すぎる」ということ。

応用情報の対策時間はおおよそ平均200-500時間(3ヶ月から10ヶ月)と言われています。

自分は、2か月前にはテキストを購入して、そこからページをパラパラ捲ることはあったものの、本腰を入れて勉強し始めたのは1か月前からです。


前置き2

自分は既にITパスポート、情報セキュリティ、基本情報技術者の資格を取得済みでした。

また、新人研修ではみっちり基盤の基からアプリのリまで教わっていたので、その辺の知識もあり、学習の手助けになりました。

なので0から勉強ではなく、積み上げたものがあっての「準備期間1か月」です。


私の応用情報までのロードマップ

入社1年目 (2022)

5月 ITパスポート 合格

11月  基本情報技術者試験 合格


入社2年目(2023)

5月 情報セキュリティマネジメント 合格

10月 応用情報技術者試験 合格(12月)

 

ロードマップ通りに挑戦すれば、それぞれの資格試験対策の勉強時間も抑えられ、効率的に合格できます。

いきなり、難しい試験に挑戦するのではなく、少しずつレベルを上げていくことをお勧めします。

 

1.使った教材

午前問題対策:

キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者

 

午後問題対策:

うかる! 応用情報技術者 [午後] 速効問題集

 


⭐️教材を進める理由

応用情報対策にテキストは不要という方もいますが、自分はあってよかった派です。

  • 知識を体系的に整理できる。
  • 図解でイメージしやすい。

以上のメリットがあり、問題形式で知識を断片的に蓄えるよりも、短期間で効率的に知識が定着していく感覚がありました。

 


2.学習スケジュール

 

試験4週間前

 テキストをひたすら読むインプット作業メイン

 最初の「基礎理論」「アルゴリズムとプログラミング」は飛ばしました。(理系問題むずい)

アウトプット練習はテキストの章末問題のみ。

 インプット9:アウトプット1

 


試験3週間前

 テキストまだ一周できてない。(この時点で網羅率50%くらい)

しかし、試験が迫っているのでとりあえず過去問道場でアウトプット練習開始。

 インプット5:アウトプット5


試験2週間前

 テキストを最後まで読み、最初に飛ばしていた基礎理論~アルゴリズム系のインプット作業開始。並行して過去問道場をランダムで解く。

 インプット3:アウトプット7


試験1週間前

 過去問道場でのアウトプットメインで、知識の整理をしたくなったらテキストに戻るという学習スタイルに変更。午後問題対策は「うかる!」で予習。

とりあえず時間あるときに過去問道場で午後の大問を解いてみる。

 インプット2:アウトプット8

 

振り返るとギリギリまでインプットしていますね。最後まで諦めないことが重要です笑

 

3.受かった要因

過去問道場の有効活用

みなさん過去問道場を利用する際に、自分のアカウントを作っていますか?

ログインすると、チェック機能が使えるようになるのでおすすめです。

問題を解きながら、間違えた問題や解答が不安な問題にチェックをしていました。(自信ないのに適当に選んで正解してしまうこともあるので)

あとは、計算が必要な問題は電車の中では解けないので飛ばしていました。 

この機能▼ ログイン後、問題を下にスクロールすると現れるよ。

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赤→間違えた問題、解答が不安な問題

緑→計算系問題

と、なんとなく使い分けていました。

 


ギリギリまでやったインプット

試験直前まで勉強。

試験会場に向かう電車の中でもテキストを読んでいました。

前日まで過去問道場の正答率は50%台でしたが、山が当たったこともあり午前試験はギリギリ合格。

合わせて、インプットの学習方法については、こちらの記事も参考にしていただければと思います。

myans.hatenablog.com


インプット作業は、机上にはノートもペンも何も置かず、テキスト一冊のみを置いて基本的に読書スタイルで行います。(たまに知識の整理をするために、メモ書き程度でまとめることも)

ついでにいうと、読むだけなら机がないところでも勉強できます。

電車の中、バスの中、髪の毛乾かす時間、すきあらばテキストを開いて、テキストデータや図解を脳内にばしばしコピペしていきましょう。

 

午後問題はパターンを抑える

午後の文系でも解ける系問題は、全部似たり寄ったりです。

1つの大問には、選択肢がある問題と20文字くらいで答える筆記問題が、全部で多くても8~10問くらいあります。それが全部で✖️5つ。

※文系でも解ける系

情報セキュリティ(必須)

経営戦略(選択)

プロジェクトマネジメント(選択)

サービスマネジメント(選択)

システム監査(選択)


「うかる!」でパターンを掴んでしまえば、筆記の部分は、どうにかそれっぽいものが書けるようになります。

選択肢問題は知識問題なので、午前対策が十分に出来ていれば解けます。


ちにみに、「プロジェクトマネジメント」「サービスマネジメント」「システム監査」は本番で初めて解きました。

 

まとめ

  • テキストを使って体系的に理解すると知識が定着しやすくなる
  • 過去問道場では、アカウントを作ってチェック機能を有効活用してね
  • ギリギリまでインプットとアウトプットを繰り返すよ。諦めたらそこで試合終了!
  • 文系問題は、パターンを掴めば、どうにか答えられるよ!分からなくてもそれっぽいの埋めとけば、部分点もらえるかも。

 


以上、いつもギリギリで生きていたい 

文系出身若手SEのあてにならない勉強法でした。