心が弱めな若手SE(仮)のあれこれ

平穏な人生の運用管理

感情型(F)の自分が論理型(T)とのコミュニケーションで意識していること

すーです。

 

前回の相方の記事に感化されたので、

今回は前回のテーマを継承して、より深掘りし、より一般化させた内容を書いてみました。前回の記事はこちらから。↓

myans.hatenablog.com

言ってることはほとんど一緒なんだよね。

具体→抽象→具合を繰り返すと、理解が深まったりすることもあると思います。ぜひ読んでください🙏

まゆちゃんは「理性的」と表現してたところを今回はMBTIにちなんで「論理型」と表現します。だいたい同じだと思ってもらっても、ここでは話が通じるはずなので。

 

★目次

 

共感してほしい女 vs 理屈で返す男

感情型と論理型の衝突ですが、まさにこれ、男女のすれ違いあるあるなのでは。

女性は共感して欲しい、

けど男性は正論で返してしまう。

いつの時代になっても、恋愛したての男女の間で繰り返されるすれ違い。

 

自分は16Personalitiesの結果では「F(感情的判断)」だったが、その時の状況や、一緒にいる人によって、相対的にT(論理的判断)になることもあると自負している。

なので、どちらの考えもわかる身として、感情型の自分が論理型の人とコミュニケーションを取る際に心がけていることを話すよ。

そもそも、すれ違いが生まれる理由

感情型の人は自分の思いを相手に伝える際に言語化できていない部分が多い傾向がある。

しかし、論理型の人は、コミュニケーションする際は言葉通りに解釈し、分かっていることの範囲内でしか判断しない。なのでお互いの認識にギャップが生まれてしまう。

 

例えば、

感情型の人が

「行きたくない飲み会に行かなきゃならないんだよね。気が乗らない。。」というと

論理型の人は

「行きたくないなら行かなきゃいいじゃん」

という会話。

なぜ行きたくないのか、どうして行かないといけない状況になったのかなど

「行きたくない」に至った理由を言語化しないまま、乗り気でない気持ちだけを相手にぶつけるとする。

論理型の人はその過程を知らないため、答えられる範囲での答えしか返せない。

「行きたくない」なら「行かなければ」その課題は解決する。


一方、共感が出来る人が聞き手になった場合、まず相手の気持ちに立つことを優先する。

そして、次になぜ「行きたくない」のに「行かなかきゃ行けない」状況になってしまったのか、自分の実体験や人から聞く話など、自分のデータベースから瞬時に似たような状況や背景を引き出して、相手の気持ちに思いを乗せることができる。

(論理型の人はぜひ、感情型の人と話すときにこれを心がけてみて欲しい)

共感できる人は、自分はそうするから相手にも自然とそうしてもらうことを期待してしまう。

向かう方向は一緒

論理型の「正論」は時に感情型の人を安心させるどころか余計に不快にさせることがあるが、論理型の人は別に相手を否定している訳ではない。


お互い、今抱えてる「不快」な状況から「快」の状態に向かいたいというのは一緒

人によって感じ方や気質の違いがあることを念頭に置いて考えられればいいのだが、

それが苦手な論理的思考だけが強い人は

「自分だったらこうするのに」をそのまま相手にぶつけてしまうのだ。

 

ただ感情型の人が相手に期待していることは、「問題を解決すること」ではなく「話すことで安心すること」にある場合が多い。(これは感情的な人のよくない部分。短期的に解決するだけで、問題を蔑ろにしてしまうパターン)

 

おそらく、感情型の人にとっての模範回答は

「わかる。そういう時もあるよね。あんまり無理しないで!嫌なことあったら言ってね。」

なのだろうか。。(自分も感情型だけど、このテーマにおいては論理型の思考が強いので自信無くなってきた。あってる?笑)

感情型の人に取り入れてほしいこと

  • 共感して欲しい話題なのか、一緒に解決して欲しい話題なのか、自分の中で定めておく

それさえ分かれば、相談事の内容によって話し相手を適切に変えることができる。

共感して欲しかったら感情型の人(聞き上手な友達)

解決して欲しいのであれば論理型の人に相談する。(飽くまで自分の味方である人に相談しないとやっぱりグサってなります)

 

これはまゆちゃんの記事にまさに述べられていたこと。

何か納得いかないことがあれば具体的に理由を伝えています。

具体的にと言うのが大事で、理性的な夫に言わせると、

なぜやった方が良いのにやらないの?となってしまうそうです。

 

「行きたくないのに、行かなければいけない飲み会」とはどんな状況なのか、相手に想像させること。

 

例えば、

「行きたくないから何度も断ってるのに、しつこく誘ってくるから、もうさすがに断れなかった」とか

「行きたくないけど、相手が高圧的で断る勇気がなく、つい了承してしまった」とか

具体的な背景があれば、それに沿った回答がしやすくなるし、その回答が「正論」であっても、「行かなきゃいいいいじゃん」みたいなぶっきらぼうさが格段と減る


「行きたくないけど、断るのに勇気がなくて、つい了承してしまった。どうしたら、上手く断れるようにかるかな」

だったら、

「面と向かって断るのではなく、一旦持ち帰ってチャットで伝えたら?」とか、

「事前に言い訳を用意しといたら?」とか、

改善策を提案できる。

 

  • なぜなぜ分析

そもそも、感情型の人は自分自身でも気付けていない部分が多いと、モヤモヤっとしたまま問題を蔑ろにしてしまうことがある。

その部分を言葉に置き換えて顕在化させ、整理することも取り入れて欲しい。

その問題を顕在化させる方法の一つが「なぜなぜ分析」


例えば論理型の人にとっていまいち理解し難い

「断る勇気がない」という感覚をなぜなぜ分析してみると

 

なぜ断る勇気がないのか

断ったら嫌われるかもしれないから

なぜ嫌われるかもしれないと思ってしまうのか

今まで自分の意見を言って、親や友達に否定されたことがあったから

 


そもそも飲み会を断ったら本当に嫌われるのか

断ったことないから断定できない


みたいな感じで、論理型の思考を模倣をしてみると根本的な原因を見つけ出せる。

しかも、モヤモヤが紐解かれることで精神面でもスッキリするのだ。

ぜひ日記を書いている人は、この「なぜなぜ分析」を取り入れてみて!

紙に書くだけでもよき!

論理型の人は感情型の人より単純 説!

論理型の人には、筋さえ通せば良いみたいなところがある。笑

理解を得るためには、感情型の人と話すよりも色々と説明しなければならない部分もあったりして面倒だけど、ある意味単純なのだ。


論理型の人は物事を「好き」「嫌い」で判断せずに「合理的か」「非合理的か」で判断する傾向にあるので、私の体感的に感情型の人とコミュニケーションを取るよりも気を使わずに済むのだ。

逆に感情型が強すぎる人と話すと、こちらも言葉を選んだり、本心で思ってることを伝えづらかったりと疲れる。

論理型の人は、余計な深読みもしなければ、勝手に嫌味だと解釈されることもない。


ぜひ、宇宙人と話している感覚で、思い切って気を遣わずに話してみよう。

「その服と靴の組み合わせ、チグハグだからこっちの方が色合いとかバランスが取れていいよ」とか

「体臭ちょっと気になるから、このデオドラント使ってみたら?」

とかね

 

それで傷ついたとしても、アナタ方が日頃やってることと同じですわよって気付いてもらえるし。笑

 

まとめ

  • 感情型の人は、共感して欲しい話題なのか、解決して欲しい話題なのかを定めておくことで、適切な話し相手を見つけられる
  • 感情型は、ある結論に当たった理由言語化することで、論理型の人との認識のギャップを埋められる
  • 論理型の人は、好き嫌いで判断しないので、感情型の人と会話する時よりも気を遣わず話して良い

 

というわけで、言語化する力となぜなぜ分析で内観する力をつけて、論理型と仲良しハッピーな関係を築いていきまっしょい。