こんにちは、すーです。
今回は、相手と自分を尊重する主張「アサーション」の実践トレーニング編。
★目次
アサーションのおさらい
前回の記事では、相手に言わないことが必ずしも優しさには繋がらないことをお話しました。
myans.hatenablog.com超雑に要約すると、アサーションこそが、全人類からの「モテ」の秘訣なのだ。
しかもそこには、自分からのモテも含まれる。相手を尊重しながら、自分のことも大事にできる魔法のコミュニケーションが「アサーション」。
そして今回は、そんな「アサーション」の実践編です!
こちらの動画を参考にしました。
文章読むのが面倒な人には、動画を見てね。4分くらいの短い動画で分かりやすかった。
頭の中で考えたり、シミュレーションしたりしたい方は、ぜひこの記事を読んでね。
アサーショントレーニング
3つのポイント
1.「あなたは」ではなく「私は」で伝える
主語を「あなた」ではなく「私は」にする。
NG
あなたはいつも〇〇する。
あなたは分かってくれない。
OK
わたしは、○○してもらえて助かったよ。
わたしは、分かってもらえなくて悲しかった。
2. 自分の気持ちを伝える(しかし、相手を責めるのはNG)
NG
○○するのが普通じゃない?
○○するなんてあり得ない。
OK
わたしは、○○してくれると嬉しいな!
○○されたときは、悲しかった。
3. 代替案、妥協案を示す(一方的な押し付けはダメ)
NG
○○は無理です。
○○してよ。
OK
○○は厳しいですが、△△ならいいですよ。
わたしも○○するから、あなたは△△してくれるかな。
DESC法でアサーションをしてみよう
DESC法とは、
D...Describe(描写)事実を伝える
E...Explanation(説明) 自分の意見や気持ちを伝える
S...Suggest(提案)代替案を提案する
C...Choose(選択)結果、どうなるか伝える
case: 新しい部署の先輩から、2人で飲みに行こうと誘われた。
先輩から気さくに話しかけてもらえたのは嬉しいけど、2人は気まずいからどうにか断りたい。
早速、DESC法を使って断ってみよう。
Step1 「D」 まず事実を伝える。
ごめんなさい、飲みには行けないです。
Step2 「E」 自分の意見を伝える。
お誘い嬉しいです。
だけど、2人で行くのは少し気まずいです。
(異性の場合:パートナーもいるので、今後も異性と2人で出掛けることはできません。など)
Step3 「S」 代替案を伝える。
代わりに部署の皆さんと一緒にランチに行けたら嬉しいです。
Step4 「C」 結果を伝える。
みなさんとランチに行くことができたら、2人で行くよりも楽しくなると思います。
まとめると、、
「ありがとうございます。お誘い嬉しいですが、2人で飲みに行くことに抵抗があるので、皆さんとランチに行きたいです。2人で行くよりも楽しくなると思います!」
会話で咄嗟に伝えるのは難しいかもしれないが、チャット等では結構取り入れやすいのでは?
相手のことが分からないうちは、これくらいのはっきりさと柔らかさを兼ね備えた断り方ができれば上等です。
アサーション実践のポイント
言いにくいことこそ笑顔で!
「深刻そうな顔」「申し訳なさそうな顔」は相手をネガティブな気持ちにさせるだけでなく、自分も表情に引っ張られて悪いことを言っている気分になる。
言いづらいことを少しでも、言いやすくするには何気ない会話をするかのように、普段のトーンを保ったまま伝えることもポイント。
そうすれば、相手にも気を遣わせないし、自分も「申し訳ない気持ち損」にならない。そもそも、悪いことなんて言ってないんだから。
状況によってはアサーションをしなくてもいい!
「この人とは良い関係を築いていく必要がない」と感じた相手に対して、アサーションを取り入れる必要はない。
「アサーション」は目の前にいる人に対して、能動的に関わろうとする、愛ある振る舞いの1つです。脳死で返事したり、相槌打ったりするのに比べてやはり多少脳を働かせる必要があります。
この人には言っても無駄だと思ったら、黙って離れていけばいい。丁寧に伝えても相手が変わらない/理解しない場合は、「嫌なものは嫌です!やめてください」とはっきり言わないといけない場合もある。
自分がこれからも大切にしたい関係の人達にだけ「アサーション」をすればいい。
八方美人になる必要なっしんぐです。
みんながみんな、しずかちゃんにはなれないということですね。
心の余裕がある人、本気で全人類にモテたい人は、ぜひ全員にアサーションしてください。
以上!